南大沢日枝神社 修繕工事完了のご報告と御礼

南大沢四社寺の一つである南大沢日枝神社において実施しておりました各種修繕工事が、このたびすべて完了しましたので、ご報告いたします。

本工事は、境内の安全性を確保し、これからも地域の皆さまが安心してお参りできる環境を守っていくことを目的として行われました。
工事期間中は、ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。

鳥居の修繕内容について

境内入口に立つ鳥居は、2003年の建立から約20年が経過し、柱外周部に経年による腐食が確認されていました。
今回の修繕では、腐食部分を削り、補修・補強を行ったうえで、柱の天材を丸形から角形へ変更し、耐久性を高めています。

本修繕は、建立当時の施工を担当した、氏子でもあり、地元の大誠工務店により行われ、これまでの姿を大切にしながら、今後を見据えた形で丁寧に仕上げられました。

神社裏側の法面整備について

神社裏側の斜面(法面)については、長年にわたり自然崩落が生じていました。
今回、隣接する集合住宅側のご負担により、土留め工事が実施され、法面の安定化が図られました。

この整備により、境界線は法面下側に整理され、境内側の安全性も向上しています。
地域の暮らしと隣り合う場所だからこそ、こうした配慮と対応が実現したものです。

工事完了を迎えて —— 地域の皆さまへ

鳥居の修繕、法面の整備ともに無事完了し、現在は通常どおりお参りいただける状態となっています。

小さな神社ではありますが、その維持や修繕には、多くの手間と継続的な支えが必要です。
日々お参りされる方、行事を支えてきた方、静かに見守り続けてきた地域の皆さま一人ひとりの存在があってこそ、今回の工事も無事に終えることができました。

南大沢日枝神社が、これからも地域の身近な拠り所として在り続けられるよう、引き続き皆さまとともに大切に守っていきたいと考えています。

お参りの際には、修繕を終えた境内の様子にも、ぜひ目を向けてみてください。

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